私地獄

twitter:@ataso00

オーストラリア旅行

2017年8月10日から15日にかけて、オーストラリアのゴールドコーストに行ってきました。

f:id:ataso01:20170820225223j:image まあまあ日本人が行かないであろう国ばかり選んでいたのにも関わらず、なぜ今回はオーストラリアというザ☆観光地なのかというと、航空券が直行便往復6万円と格安だった(もう去年から行くことを決めていただけど)のと、「香港・韓国・台湾は行ったし、お盆ですぐに行ける国ってないのかなあ」と考え、思い付いたのが、この国だった。片道8~9時間くらいだし。特にやりたいことはないけど、まあコアラでも抱っこしてのんびり過ごすかあ~くらいの気持ちだった。

私がなぜ旅行を好きになり、これだけ金と時間をかけてアホみたいに行くのかと言うと、その国の個性に触れるのが好きだったから。この前訪れたキューバもそう。アメリカがほぼ介入せず、独特の文化・価値観で溢れていた。楽観的で優しい人たちばかりで、少し声をかければ言葉も通じないのに助けてくれる。あんな国、滅多にない。今まで自分の知らなかった宗教観や価値観に触れ、街を歩くと知らない人に話しかけられ、たまたま知り合った人にお勧めの観光スポットを聞き、汚い店で安くて美味しいご飯を食べる……そういう旅行が私は好きだった。家族との距離が近くて、人との関係性を物凄く大切にしているところも好きだ。私にはできない。

大した目的もなく決行したのだから、ある程度は予想していたけれど、なんというか、今回は本当に観光しただけで私の好きな旅をすることができなかった。気がする。なんだかんだ楽しかったけどね!(笑)

でも、考えたことはいろいろあったので。長いです。

オーストラリアの個性ってなんなの?

f:id:ataso01:20170820225308j:image独特の文化や宗教も、そして食文化も浅かった。移民の数が多く、多様性に富んでいるからこそ、独特の文化というものがあまりにも少ない気がした。その分、宿の主やバスの運転手など含めて話をした人全員が優しい。アジア人差別なども感じなかった。今調べたら人種攻撃は犯罪対象になってしまうらしい。色々な国から移民を受けいれているからこそ、オーストラリア独特の文化があまりないのかもしれないし、英語をあまり話せない人に対して抵抗なく接することができるのかなあ、なんて思った。

国内では、色んな顔をした人が自らを「オーストラリア人だ」と名乗っている。書類上はそうなのかもしれないけど、彼ら彼女たちはどうやってアイデンティティを形成しているのかなあ、と思った。日本人は日本人顔で日本語をスラスラと話せて……という条件の元「自分は日本人だ」と考えているのだろうけど、顔と言語が一致せず、ズレを感じた場合、どうやって自分の価値を修正していくんだろう。こういう考えが日本人っぽい気もするんだけど……。

オーストラリア人の倫理観

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今回もAirbnbを利用して、一般家庭に泊まった。男性がオーナーのシェアハウスらしい。オーシャンビューだ!きれい~。というところまで事前に聞いていたんだけど、オーナーの男性、シェアメイトの女性2人、オーナーの彼女?、謎の女性、謎の男性が2LDKの住まいを出入りしていた。部屋は、オーナーと彼女らしき女性、謎の女性が一室。シェアメイトが2人で一室を使っていた。謎の男性はめちゃくちゃ入り浸っていた。まじでなんなんだ……。

そもそも男女でルームシェアって成り立つのか……と思ったし、恋人・シェアメイト、どちらの女性側に立ったとしても何かトラブルの原因になりそうで嫌だし、日本にはない住まいの形だよね。抵抗ないのかな。

しかもオーナーの部屋が特殊で、12畳くらいの広さなんだけど、奥まった部分に浴槽とシャワーがどどーん!と置いてある。ラブホかよ。全く意味が解らなかった。日本でこの形の部屋を採用したら、湿気で絶対にカビだらけになるだろう。この間取りは乾燥しまくったオーストラリアでしか成り立たないんだろうな、と思う。

 

因みに、オーストラリアは不動産と車がめちゃくちゃ高い。ワンルーム賃貸は1週間で150ドル、街中に建ち並ぶ一軒家は1億あっても買えないらしい。で、車は日本の1.5~2倍くらいする。中古車であっても高価でやりとりがされるので、車泥棒が過去ワースト1だったこともあるらしい。物価も高いからそれに合わせて給料も高く、平均年収は800万円くらい。年に800万もらっていたら1億くらいの家って買えるのかな……謎。ついでに言うと年に800万くらいもらってもそのうち220万は税金で消えるらしい。

私の泊まっていた宿は、海の目の前だし2LDK。しかもオーナーは車も持っている。後で聞いてみると大学生ということが分かったけど、海に行く以外に外出しているとことを見たことがない。どういう生活して、何で生計を立てているんだろうな……。

あとは年齢を尋ねられたので答えると「まじかよ!18歳かと思った」と言われた。まあアジア人あるあるですね。外国でこの驚き方をされ「〇歳だと思った」と言われる時は、大体その国の成人とされる年齢を言われる。オーストラリアは18歳から酒もたばこもできるようになるからね。オーナーは25歳らしい。まじかよ。ヒゲも生やしていたし、髪も強めのパーマ、30歳越えているようにしか見えなかった……。

地味に嬉しい、タスマニアデビル

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「Currumbin Hill Conservation Park」というところにコアラやカンガルーがいるらしく、癒しを求めて初日に足を運ぶ。入場料がまあ高い。5000円くらいする。あほかよ。死ぬ。

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もともと動物が好きなこともあり、どこの国に行っても時間があれば珍しい動物がいなくても動物園や水族館に行くようにしている。配置や飼育方法も国によって異なるので、結構面白い。

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で、中はオーストラリア独特の有袋類ばかりでテンションが上がった。本来はほとんど寝て過ごすはずなのに、活発に動き回るコアラも沢山見れた。敷地内で放し飼いされているカンガルーもいた。コアラは基本的に木の上で生活し、ユーカリの枝分かれになっている部分に座っているため、お尻がハゲハゲ。かわいい……まじで愛せる……。カンガルーはエサをあげられるんだけど、寝ながら与えられた食事を取っている奴も多かった。野生を忘れすぎ。

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その中でも一番うれしかったのが、タスマニアデビルだった。幼少期にこどもチャレンジのビデオで見てから存在を知り、タスマニア島特有の生物なので今まで見たことがなかった。檻の中をのそのそと活発に動き回っていて、まじ可愛いんだ……あいつ。後ろ足よりも前足の方が長いから、ちょっと変な走り方するし。でも「デビル」と名前が付くだけあって、肉食なんだぜ。クソ不快な泣き声と見た目とのギャップも最高。タスマニアデビルにしか罹らない顔に出来るガンがあるんだけど、現在治療法が分かっておらず、このままでは50年以内に絶滅してしまう可能性もあるらしい。ただ知らなかっただけで、気が付いたら絶滅してしまっていた動物なんて沢山いるんだろうな。

土ボタルツアーへ

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土ボタルというオセアニア特有の光る蛆虫が見れるらしく、お金を払って見に行く。土ボタルがよく見えるのは夏の湿った時期なので、冬場はぼちぼち。ア~光ってるね~という感想。それ以外にあまり見当たらない。南十字星とさそり座の浮かぶ天の川がすんごくキレイだった。

あとはでかいアリがたくさんいた。ツアーに一緒に参加した女の子が、でかいアリを見かける度、お父さんに「ねえ!ヒアリがいる!」って報告していたのが、かわいらしくてよかった。因みにそのアリたちは、ヒアリよりもヤバい奴らしい。

まずファーストネームを聞かれる

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BOOST JUICEというフルーツジュースのお店が国内で展開されていて、私も2度ほど飲んだんだけど、注文されると「あなたのファーストネームは?」と、下の名前を聞かれる。で、出来上がったら名前を呼んでくれる。他の国でも人とのやり取りは基本的に下の名前だけど、オーストラリアは特にお互いの名前を呼び合う文化がある気がした。気さくで、人懐っこくて、凄くいい……。こういう文化は日本にないけど、個人的にめちゃくちゃグッとくる(笑)。

お店の営業時間が短い

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スーパーや飲食店、あとは大きめの施設以外の営業時間が8~5時くらいまで。週に一度、レイト・ナイト・ショッピングデーというものがあり、その日だけ夜9時まで営業しているみたいだ。

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基本的にオーストラリア人は働く気がない。だからこそかもしれないけど、多分就業中であってもある程度であれば買いに行けるんだろうな。警察官が普通にカフェでコーヒー飲んでたり、飲食店の店員がお客さんのいない時間に席に座って話し込んでいたりするし。

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海外にいくといつも思うんだけど、大体店と客の関係性がフェアだ。支払ったお金以上のサービスを絶対にしない。ファーストフードの店内はゴミだらけだしテーブルの上を拭く店員を見たことがないし、営業時間10分前に行くと「もう終わりだから」と閉め作業をしていたりする。コンビニの店員も普通にスマホいじってるしね。でもこちら側も安い料金しか支払っていないんだから最低限以上のサービスを求めるのはおかしな話だし、これが普通の姿なんだろうな。日本が変なだけで。

ペリカンのエサやり

ゴールドコースト中心地からトラムと704番のバスを乗り継ぎ、Charis Seafoodsというお店に行く。1時半から始まるペリカンのエサやりを見るために……!

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まずは大好きな生ガキを食べます。半ダースで1000円くらいかな。

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もう散々、お腹を壊し続けている私に怖いものなどないのだよ……はっはっは。

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お店の前は浅瀬が広がり、子どもが水遊びをしていた。ペリカンに囲まれながら。ペリカン、意外と大きくて60~70センチくらいあるし、目つきが悪くて怖い。自分と同じくらいの鳥類の囲まれながら海を泳ぐ機会ってありますかね?大人で言うと、ダチョウに囲まれて海泳ぐ感じかな。怖すぎるでしょう。

f:id:ataso01:20170820225819j:image 店員さんがエサやりのための場所を確保すると、一斉に砂浜に上がってくるペリカンたち。エサが投げられると一羽ずつが上手にキャッチをする。エサをもらったペリカンは、一度海に帰っていくのも、他の仲間に遠慮しているのかなあ、かわいくていい……。これだけ間近でペリカンを見たのは初めてかもしれない。「もう終わりだよ!」という店員さんの声と共に、走って海へと戻っていくペリカン。面白かった。

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終わった後は、フィッシュ&チップスを食べる。脂っこいしあまり好きじゃないだけどホクホクで美味しかった~。

美容系はほとんどアジア人だった

美容室、ネイル、エステ、マッサージ……入ってはいないんだけど、外から見ていると店員のほとんどがアジア人だった。何か理由でもあるのかなあ。マッサージはタイ人にやってもらった方が説得力はある気がするけど。手先が器用だから?

人にどう思われようが気にしない

ひとりではまともに歩けないくらい太ろうが、ブラジャーが透けてようが、服に穴が空いていようが、シャツがシワシワだろうが気にしない。自分が良ければいい!みたいな感じだ。これはオーストラリアだけではないけど。太っていてもショーパンだし、乳首が浮いていようが誰も気にしないし、指摘もしないみたい。女の子なら特に見た目に対するコンプレックスは抱えているのだろうけど、そのコンプレックスも気にしたってしょうがないしポジティブに考えるべき精神があるように見えた。

日本人はどうしても人の目を気にするし、平均値でいたいと思う傾向にあると思うんだけど、オーストラリア人は「人にどう見られているか?」という感覚がすっぽり抜け落ちているような気がする。人の視線が気になるたびに海外で出会った人のことを思い出し、自分が思っている以上に他人は私に興味がないということを心に刻んでおきたい。

大麻の村、ニンビンに行った

ゴールドコースト中心地から1時間かけてバイロンベイへ。そしてそこからまた1時間かけてニンビンへ。

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やっぱり、こういうアンダーグラウンドな地が好きだ。村は小さくて、30分もあればぐるっと一周出来てしまうくらいの大きさ。店の周辺は、ちゃんと大麻臭い。

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村中至る所で買えるのかな、と思っていたけどそういう訳ではなく、ちゃんと売人が4~5名くらいいただけだった。一応違法だからね……。面白かったのは「HEMP BAR」というバーがあったことくらいかな。麻のシード入りクッキーやケーキ、シェイクなどを楽しめるらしい。

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麻シードの入ったバナナシェイクをいただく。合法です。アマゾンでも買えるよ!美味しくねえ~……。店の奥で普通に吸っている人がいて面白かった。

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で、店の前の売人にいくらか聞いたら「100ドルからだよ」と言われる。高いな。その後、村にいた他の売人に聞いたら結構値段に応じて売ってくれるようだった。店前の人の方がなんとなく信頼できそうな気もしたので、質が違ったりするんですかね。

ヒッピーの三大聖地であるインドのゴアや、ネパールのカトマンズにも行ったけど、ヒッピーの文化としてはやっぱりここよりもインドとかネパールの方が面白いかなあ。でも、他の国だと女性だからなのか中々声がかからない。男の人と歩いている時、「ハッパ?ガンジャ?」とか、話しかけられる内容の質が違いすぎて驚いたことがある。もう一つの聖地はアフガニスタンのカブールなので、平和になったらいつか訪れたいなあ、と思っている。『LIFE』という映画を見るとアフガニスタンに行きたくなるよね。好きな映画のひとつ。

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ニンビンは、2週間くらいのんびり過ごしたいところかな。宿に帰ってオーナーに「今日、ニンビン行ったんだ~」という話をしたら「大麻吸ったんだ!リラックスできるし最高だよね!」って言われて笑った。吸ってねえっす……。

もう他人と旅行を楽しめないんだろうな

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たまに人と旅行に行くのも楽しいよなあ、と思うことがあって。で、「もし一緒に寝泊まりするなら、あの人かなあ」と思う人が何人かいるんだけど、みんな金融業とかサービス業とか教員とか、なかなか休みが取れない人たちばかりだ。まず無理だろう。行けても3連休弾丸で台湾とかか。

しかも、私と彼女たちでは旅行に対する感覚が違うというか、私は海外で何か特別なことや贅沢をしたいと思わないし。現地の人と、それほど変わらない生活をしたいんだよね。その辺の感覚も違う気がする。きちんとしたコンセプトや目標がない限り、双方が歩み寄っていかないと楽しめないだろうし、お互いがきちんと満足できるようにするのってもう無理なんじゃないかなあ、と思った。でも、まあこれは旅行だけじゃなくて、どこかに出かけるときもそうかな……。

これから何を楽しみに生きていけばいいんだ

転職したいから年末の予定も来年のGWの予定も分からず航空券が買えない。私は何を楽しみにして生活をしていけばいいんだろう……。

【宣伝】あたそナイト

9/4(月)にLOFT9 Shibuyaで女性限定のトークイベントを行いますので、是非とも~。

『あたそナイト6』 – LOFT PROJECT SCHEDULE

ゲストは、大森靖子さん、キクイマホさん、ぱいぱいでか美ちゃんです。いいメンツ~。

大森さんは過去に一度対談をさせていただいた。なんで(笑)って思うかもしれないですが、その気持ちは私も同じ。生きていると色々なことがある。めっちゃビビってたけどいい人だった。優しい。

キクイさんは、去年の大森さんワンマンの時にライターやってる知人に「絶対気が合うと思う!」とのことで紹介していただく。酒飲ますと絶対に面白いと思っているんだけど、まだ一緒に飲めてないんだよな~。

でか美ちゃんはなんでだっけ?共通の知り合いがめちゃくちゃ多くて、その流れで……最近会えてないねえ。でか美ちゃんともそろそろご飯行かないとな!

『あたそナイト6』|イベント/ショー/ライブのチケット情報・販売・購入・予約|e+(イープラス)

こちらから購入することができます。なんだかんだ毎回売り切れているので、興味がある方はお早めに~~!あと10枚くらいらしいよ。