私地獄

twitter:@ataso00

私なりのキューバ旅行【後編】

f:id:ataso01:20170522135507j:image

4/27~5/7までキューバ旅行に行ってきました。  こちらの記事の続きです。もう2か月くらい経ってますね……。

ataso01.hatenablog.com


「お前の記事は長すぎて読めない」「写真だけ見たい」という方はこちら。ミラーレス一眼で撮影しております。

ataso01.tumblr.com

うすうす勘付いておりましたが、もうピンボケ感が限界ですね……そりゃ5年くらい砂漠にビーチに火山に色々なところに連れ回しましたからね……よくもった方だ。買い替えよう。

 

という訳で、ハバナ編です。イエーイ!首都!今回も死ぬほど長いぞ!

バラデロ~ハバナ

f:id:ataso01:20170522135532j:image

バラデロからハバナはバスで3時間程度。実は、5月から雨期に入るということで、日本でいうゲリラ豪雨が毎日10分程度続いていた。雨まじパネエ。日本の雨も凄いけど、外国の雨期もなかなかしんどいですよ。

そういえば、地球の歩き方には「Viazulを使うには、バスの予約表をプリントした紙を持参していないとバスに乗れない」と明記してありましたが、パスポートと金を用意さえすればなんとでもなりました。というか多分適当なんだよな……このバスもオーバーブッキングだったらしく乗席に対して客の方が多く、立っている人もいたし。

乗客のキューバ人、マイアミ在住の老夫婦と仲良くお話をしつつハバナに到着。老夫婦と話をしながら、英語でリアクションをする際の自分の引き出しの少なさに申し訳なさを感じる……。「すごい!」「そうなの!」とかね。

なんというか、日本語で雑談をするのと英語で雑談する時、使っている脳の場所が全然違う気がする。こういう力って、初対面の人相手ではどうしても育たないよね。英語でどうでもいい話めちゃくちゃできる友達欲しいな〜。

ハバナ

無事、ハバナに到着します。流石、首都だけあってめっちゃ都会。トリニダやバラデロには背の高い建物が一切なく、広がる平野と自然。それに引き換えハバナは建造物がお洒落で、車の交通量や観光客の多さも別格だった。


 

 

 

 

 

 

が、ここで事件が起きます。

騙される

 

あ~~~~~~~まじか

ってか、国際キャッシュカードを使えない今かよ……と、その時の私は見知らぬ人の家で絶望し、フランス語しか喋れない黒人とぼーっとテレビを眺めていたのでした。彼は一体誰だったのでしょう。「家族?それとも、観光客?」と英語で尋ねてもフランス語で返答され、何も分からず。顔と背の高さ、言語、ここまで来れる財力を考えるとセネガル人なのかなあ~……なんて考えつつ、日本語VSフランス語で30分くらい話をしていた。私の経験上、言葉が通じなくても会話はできる。

 

今回の反省点としては、

  • Wi-Fiが利用できなかった
  • スペイン語が喋れない
  • 私の注意力のなさ
  • 確認不足

以上の4つが挙げられるでしょう。この時の私は是非死んでくれ。これからキューバに行く日本人の皆さん、ごめんなさい。という感じだ。

 

 時は遡り、出国直前。ハバナでの宿主が「あなたが到着する日、仕事が休みだから迎えに行こうか?」と言ってくださったことから始まります。 

 方向音痴な私は、「これがキューバのおもてなしか……!」と、この提案をありがたく思い、「よろしくお願いします。またキューバに着いたら連絡するね」と成田空港にて返事をしたのでした。しかし到着してみてどうでしょう。ほとんどWi-Fiスポットはなく、トリニダの広場でログインを試みるも人が多すぎて繋がらず、バラデロでは30分かけてWi-Fiの利用できる公園に到着し、ようやく連絡を取ることができたのです。

宿主がネットのトラブルに遭ったらしく「メールできないから、電話をちょうだい!」とのことでした。因みに英語はあまり話せないとのこと。
バラデロの宿で電話を借り、「明日からお世話になる日本人ですが……バス会社の件でお電話しました」という趣旨を伝えるものの、一切通じず。そして私も当然何を言っているか分からず、バラデロの宿主に通訳を頼みます。

バラデロ「迎えに行くの、10CUCかかるみたいだけど。」(因みにこの方も英語がほぼ話せない)

私「大丈夫です。」

ということで即決。ビアスールを使用することも伝えます。AirBnBのマップで見る限り、今回の宿は旧市街の近く。OK!完璧じゃん!!なんてこの時は思っておりました。

そこからはバラデロからハバナまで、特に問題なく過ごします。

 

しかし、ハバナに着いた瞬間、迷いが生じるのです。なんと、ビアスールのバス停にすぐ到着せず、まず旧市街に着くのでした。
上記で隣に座ったマイアミ在住の老夫婦と仲良くなったとお伝えしたかと思いますが、旦那さんも「君はここで降りるんじゃないの?絶対ここだって!」と煽られます。
「もしかしたら、宿主がいるかもしれない……。」と思い、バスを降りると「ハポネス?」とキューバ人のタクシー運転手に話しかけられ、私はここで咄嗟に「宿主が迎えに来るのではなく、友人のタクシー運転手が迎えに来たのではないか?」という判断をします。だって、アジア人ってまず「チン!」「チャイナ!」って話しかけられるんですよね。それもこの判断に至ってしまった原因の一つですが。
この辺りで「あれ?少しおかしいぞ?」と思えばよかったんですよね、過去を振り返り、後悔することは誰だってできるのだ。くっそー!

で、老夫婦共に宿まで向かいます。街並みを見ながら、ヘミングウェイが通いつめたバーや要塞など、色々なところを紹介してくれる訳ですよ。

 まず、老夫婦の宿に到着すると、かなり高額な値段を吹っ掛けられます。「え?私、10CUCって聞いたんだけど」と言うも、相手は引かず、ぶち切れるマイアミ在住。

ガチバトルの果て、なんとか老夫婦2人で30CUC、私は10CUCという結論に落ち着き、記念撮影なんかもしちゃってさあ~私の宿に向かいます。

はいはい向かいますヨ~とタクシーを飛ばし、何故か3分もかからずすぐに到着。「すぐ近くだね!」とは言われていたにも関わらず、近すぎはしませんか?

「あれ?ここかな?」と少し違和感を感じつつ、お金を払います。私が支払ったのは、50CUC。日本円にすると6000円くらいでしょうか?お釣りをもらい、タクシーを降り、すぐに気が付きました。

 

 

 

 


紙幣が違う。

私が今、手に持っているのは40CUPでした。前編で書きましたが、キューバでは観光客とキューバ市民が使う貨幣が異なるのです。つまり、私の手の中にある紙切れは、1/25の価値しかありません。そりゃ絶望しますよ。しばらく、見知らぬ宿の方々に慰められながら、本来の宿主が迎えに来てくれるのを待ちます。

この宿の方も凄くいい人で、「日本人が大好きなんだ」「もし、またキューバに来ることがあれば、泊まりに来てね!」とのことでした。

 

迎えにきていただく

もうすでの騙されたことは伝わっているらしく、会って「まあ!可哀そうに…」と、いきなりハグをされます。

今回お世話になったのは、エリザベスと息子であるカルロスのお家です。2人とも本当にいい人で、この2人のおかげでキューバをより好きになったと言っても過言ではない。旅行の醍醐味は沢山あるけれど、私はやっぱり現地の人との交流かな?と改めて思います。

車を走らせ、到着してみて発覚したのですが、エリザベスの住まいは新市街であった。しかもめちゃくちゃ遠く、旧市街から40キロくらいのところ。旧市街ってトップ画のところです。まじで?そんなことってある?地図と全く違うのな。迎えにきてもらって本当に良かった…と思ったのでした。

騙されたことを話しつつ、カルロスには「大丈夫だよ。明日は別の日さ!」的に慰めていただきます。この言葉に結構救われたかもしれない。カルロス、めちゃくちゃいい奴。

 

まあ、盗られたお金に何か思っても対処のしようがないし、せっかく海外来てるんだから後悔しても仕方ないですよね。ここで、ハバナ到着からエリザベスとカルロスに出会うまでの記憶を消去します。でも、これだけ旅行慣れしていても詐欺や事故、盗難に遭う時には遭うので、本当にお気をつけて……お金だけで済んでよかった~

エリザベスとカルロス

後半に差し掛かりダラダラしようと考え、4泊もしてしまう。もうちょっといてもよかったかも。

「本当の家族のように思ってくれていいからね!」とメッセージでは言われていたのですが、どうやらAirBnbで初めての客、かつ初めての日本人観光客だったようです。本当に家族のように歓迎してくれた……うれしかったなあ。

しかも、カルロスは日本のアニメが大好きらしく、今のブームは進撃の巨人らしかった。一番影響を受けたのはワンピースで、他にもブリーチやナルト、聖闘士星矢、はじめの一歩、ドラゴンボール、などの話をした。なぜか、スラムダンクは知らず。なんでだよ!とりあえずおすすめはした。年も近いのと彼にとって初めて出来た日本人の友達だったらしく、凄く喜んでくれていた。

 

エリザベスとカルロスは医療従事者だった。キューバは医療がかなり発達していて、医療に関わる人もかなり多いらしい。家庭で職業も決まるんでしょうか?分からないけど。

エリザベスは病院薬剤師(多分)で、カルロスは研修医で予防接種を担当しているとのこと。例え、医者であっても給与に変動はないので、医学部入学の敷居が高いとか、お金持ちでなければなれないとか、そういうことはないのでしょうか?

父親に関しては、「マイアミに住んでいるよ」と写真を見せてくれたことがあります。妹もいるらしいけど、詳しくは聞かず。

この時は「なんだ!海外に行って仕事をするだけの資金があるということはやっぱりお金持ちなのでは?」と思っていたのですが、後から調べてみるとやっぱり配給があると言えど一人あたり1500円程度では生きていけず、家族の誰かがマイアミに行き、仕送りをするというのは一般的らしい。

日本なら、期間的な単身赴任であれば一定期間が過ぎればいいし、それでも嫌なら仕事を変えればいいだけでしょう。

でも、キューバでは政府が支給額を上げてくれるなどの策を講じてくれない限り、生活が楽になることがないからなあ~……多分エリザべスとカルロスは比較的高い水準の生活をしているんだろうけど、政府の方針が変わらなければ、お父さんとは一緒に住めないのかな?なんて思いました。

やっぱり家族で離ればなれは悲しいよね。

キューバの家庭料理

食事がクソ不味いキューバ。「家庭料理は美味しいし、安いよ!」と聞いていたので、朝夕で御馳走になります。美味しかったし、何よりエリザベスとカルロスと一緒に食事ができたのが楽しかった。その国の食文化も分かりますしね……。

f:id:ataso01:20170623113712j:imagef:id:ataso01:20170623113731j:imagef:id:ataso01:20170623113746j:imagef:id:ataso01:20170623113756j:imagef:id:ataso01:20170623113827j:image

 前半は夕食、後半は朝食です。茹で!焼き!煮!みたいな、シンプルな料理。レストランより断然美味しかったです。スープにご飯を入れて食べるというのが一般的なようだ。カルロスはスープにバナナを入れて食べていた。まじか。

夜はご飯、朝はパン、と決まっていていいね……。また、ヨーグルトとフルーツは必ず出てくるし、エリザベスがめちゃくちゃ食わしてくるのだった。

画像内のピンク色のフルーツは恐らくグァバで、「レモンよりビタミンCが入ってるんだよ。キューバの人はみんな食べて、紫外線とか暑さの対策をしているの。食べなさい!」とのことだった。めちゃっくちゃ食べさせられた。

あと、私の食べるスピードが遅くて、カルロスに「君は赤ちゃんなの?」とジョーク交じりにからかわれる。日本人と食べている時は大体早いんですけどね……。

ネコがいる

 ネコがいた。めちゃくちゃかわいい。

f:id:ataso01:20170623113910j:imagef:id:ataso01:20170623113925j:image

いつも家に入ってくるので「ネコ、飼ってるんだね~」と聞いてみるも、飼っていないし、名前もないとのこと。結構海外あるあるかもしれない。これ。

私が触ったり膝の上に乗せたりすると、めちゃくちゃ嫌そうな顔をしながら「汚いからやめなよ……。」と言われる。ペットの可愛がり方も、日本と海外で異なる気がしている。海外なんて狂犬病の恐れがあるから、野良犬触ったりしませんからね……。

キューバには野良ダックスフンドがいました。かわいい。 f:id:ataso01:20170623121359j:image

キューバ人は犬が好きみたいで、野良犬もみんな穏やかで人懐っこかった。

野良犬がしっぽ振ってこっちに寄ってくるってことは、その地域で可愛がられているということですからね。毛並みも良かったしガリガリな犬もいなかったから、誰かがご飯をあげたりしているんだろうなあ。いいなあ。こういうところも、キューバの好きなところですね。

f:id:ataso01:20170623113936j:image

 室外機から出てきた水をあげていた。首辺りのラインがたまんねえな!

 「飼ってない」と言いつつ、庭には他の猫もいたりするのに、家の中に入ってくるのもエサを与えるのもこの子だけなんだよなあ。

 革命広場

 キューバと言えば、ここでしょう。

f:id:ataso01:20170623154739j:imagef:id:ataso01:20170623154749j:imagef:id:ataso01:20170623154801j:image

キューバに来た!」って感じがします。新市街にはこの場所以外特に何もない。写真撮って適当に歩いておしまい。

アジア人の女が一人でいるのが珍しいのでしょう。色々な人に話かけられます。スペイン語で。乞食のような人から「お金をくれ」とも言われるのですが、ここはスペイン語が分からない振りしてやりきるのです。

日本人は世界的に見ても英語が苦手だし、そういう認知はどこの国でもあるみたい。英語をきちんと話せなくて困ることもあるけど、乞食からせびられる時やなんかやべえ人から話しかけられた時は分からない振りをしておくと大抵諦めてくれます。

カルロスと街歩き

 前日にエリザベスから「明日、カルロスとハバナホールに行けば?」と言われ、出掛ける私たち。ハバナホールってどこだ?と思ったのですが、どうやら旧市街のことを指しているっぽい。

カルロスとは家の周辺を散歩したり、お互いの国のことを教え合ったりと、お世話になりましたね……。

本当に親切だったんだけど、甘え過ぎてしまったかなあ?とかもう少し遠慮した方が良かったのかなあ?と今になっては考えてしまう……。

 

南米のどこかの国は、来客者が「もう大丈夫だよ」って言うまで歓迎してくれるみたいですからね。その辺りの細かい文化もわからなかったし、インターネットもなかったので、凄く甘えてしまった気がする。

f:id:ataso01:20170623162802j:imagef:id:ataso01:20170623162815j:imagef:id:ataso01:20170623162825j:image

キューバで一番高いホテルのラウンジに行ったり、アイスを食べたりしました。こういうところはひとりで行こうと思わないし、地元の人に案内してもらわなければ絶対自分一人では行かないところだなあ。

f:id:ataso01:20170623162846j:image

野良クジャクもいました。

親戚や近所の人にめちゃくちゃ紹介される

キューバ人は凄い。いきなり人の家に来る。

日本人であれば、予定を立てて人の家に訪問するでしょうが、キューバ人は突然来る。そして、小一時間話して帰る。暇かよ。

 

4泊した間に、妹、いとこ2人、おばあちゃん、近所の人6人くらいには紹介され、近所の人とは毎日どうでもいい話をするくらいの仲にはなっていた。新市街だと、観光客もいないから日本人ってだけで本当に珍しがられる。歩いているだけで声を掛けられるし、手を振ってくれる。みんないい人。

 

暖かい国だと特に、「知り合い」と「他人」の間だ極端に狭い気がしている。キューバ人は、バスでたまたま隣の席だった人に人生相談とかしちゃうようで。みんな知り合いみたいな認識だから、親切にして当たり前。譲り合い、助け合って生きているって感じ。いいですよね、好きです。

シベリアハスキー大好き

 何故かシベリアンハスキーが大流行していた。

まず、カルロスに「紹介したいから、いとこの家に行こう!」と言われて向かうと、大きなシベ2匹。大きな犬が大好きなので、本当に……幸せ。

f:id:ataso01:20170623162955j:image

私とハスキーです。あ~~~~かわいいぜ~~~~~~~~~~~~~モフモフ~~~~~~~~~~~~~モフモフだよ〜〜〜〜〜モフモフ〜〜〜〜〜〜〜〜〜

キューバにペットショップはなく、公園や広場でゲージに入れられているペットを購入するシステムみたいですね。他にもひよことかカラフルな鳥がいた。

シベリアンハスキーの赤ちゃんを抱えている人も多く見かけた。でも大人のハスキーをたくさん見かけたわけではないので、一時的に流行っているだけなのかな……ないものねだりというか。とりあえず、めちゃくちゃ暑そうだった。

因みに、いとこの家では本当に紹介されて話をするだけで終わった。

バスに乗って旧市街へ

キャッシュカードが使えない、金をだまし取られる、でもちゃんと観光はしたい……ということで、私はバスに乗り旧市街へと向かいます。

ハバナでは、観光客はタクシーを使うのが一般的であり、地球の歩き方にも「バスは路線が複雑だしかなり混むので利用は避けましょう」と書いてあるのでした。

 

しかし、タクシーが1200円くらいするのに対し、バスは6円。

バスだろ。

幸い、宿近くのバス停から旧市街へと向かうバスが出ていたので時間はかかるけれど、スムーズに向かうことができた。何より、バスの中が楽しくてね……。

 

まずバスを待っていると誰かしらが声をかけてくれる。「どこに行くの?」とか「全然来ないよね」とか。バスに乗り込んだ後も、「こっち空いてるから!ここ!手すりここも持って!」と、必ず言ってくれる人がいる。

そして、バスによってキューバの民謡や欧米諸国の曲が流れていたりして、曲に合わせて歌っている人がいる。楽しすぎる。ダニエル・パウターとか久々に聴いたわ……。

 

バスは人の出入りが多いため、運転手とお金の管理者?の2人のスタッフがいて、車内は2人の趣味が全開の内装で可愛いんだよね。これが。

f:id:ataso01:20170623173337j:image

当然、観光客は誰もおらず。はじめはビビッていたけど、誰かが必ず助けてくれたから困らなかったなあ。多分、お金を持っていたら知らなかった一面でしょう。

エリザベスとカルロスに「バスで旧市街行きたいんだけど…。」って言ったら、結構びっくりされたけど。

 旧市街

f:id:ataso01:20170626172020j:plain

仕事用のPCの壁紙がこの国会の画像だったので、実際に見た瞬間ちょっと泣きそうになっちゃった……。旅行なんて金と時間さえあれば誰だってできるけど、「ついにここここまで来れた…!」って思って。

https://www.instagram.com/p/BTxDD14lvpq/

 タイムスリップをして、1950年代の街を歩いているような気分だった。コロニアル建築が、独特できれいだねえ。

f:id:ataso01:20170626105740j:plain

キューバは、話しかけられた人と話してみると面白いよ」と事前にアドバイスを受けていたので従いつつ、2日間で10時間くらいうろうろしていた。全然飽きないねえ。まあ、話しかけられてから色々と話し込んでしまうのはいつもの旅と変わらずなんですけどね。

 

ここの旧市街は世界遺産に登録されているからこそ、この古き良き時代の街並みが保たれているんだろうなあ。

でも、実際に住んでいる人はどうなんでしょうね。日本であれば、雨漏りがすればすぐに直すことができるけど、キューバでは、まず修理の申請を出してから何か月後かに国から許可が下りて、やっと取り掛かれるらしい。

街並みが保たれているはいいけど、ここに住んでいる人たちからしたらかなり住みにくいんだろうなあ、と思った。

私は今回の旅で「アメリカと国交を回復してしまったから、街並みが変わっちゃうかも?」と思ってキューバに行くことを決めたけど、住んでいる人からしたら、結構嬉しいニュースなのかもしれないね。

民主主義になってしまえば貧富の差は広がってしまうし街並みは新しくなってしまうけど、自分が働いた分だけきちんとお金をもらえたり新しい建物がどんどん建てられるのがその土地の人からしたら一番いいのかもなあ、とか色々と考えてしまった。

f:id:ataso01:20170626105827j:image

教会です。因みにキューバ国内はキリスト教徒が多いみたい。教会に至っては可もなく不可もなく……という感じかな。

f:id:ataso01:20170626105842j:image

キューバチュロスが有名。この記事読んでいる人の中にキューバ旅行を考えている人がいるかはわからないけど、チョコレート博物館近くのチュロス屋さんが美味しくて評判いいですね。お腹に溜まるし、おすすめです。

揚げ物+砂糖+はちみつでカロリーの暴走って感じだ。キューバ、太っている人が多かったんだけど、そりゃこんなんばっかり食べてたら太るわ。

f:id:ataso01:20170626105856j:image

ネコもいました。のんびりしていていいねえ。

f:id:ataso01:20170626105907j:image

海軍のセレモニーですかね?宿戻った後で、カルロスに「これ、なんだかわかる?」って聞いてもよくわからないみたいだった。テレビのキャスターも来ていたから式典か何かなんですかね?たまたま見れてラッキー!

制服がかっこいい!

生理用ナプキンを1時間探し回る

旅行中、まあ来るだろうなあとは思っていたけれど、やっぱり来た。ので、ナプキンを探し回る。

今まで、インド、ヨルダン、ケニアなどで購入したことがあった。どこの国も「これでもか!」ってくらいバリエーションが豊富だったし機能性も日本と変わらなかったため、キューバでもすぐに見つかるだろう……人口の半分がなるし……と考えていたのが甘かった。

 

キューバの商店って不思議で、なんでも買えるデパートやコンビニみたいなものがない。メンズの洋服店、赤ちゃん用のアイテムが売っているお店、薬局……という感じで微妙な細分化が図られている。

しかも看板がないので、ショーウィンドウで判断しなければならない。まあ、あってもスペイン語だから分からないんだけど……。

 

で、まず入ったのは赤ちゃん用おもちゃのお店。まあ、なかった。女性の店員に日本製のナプキンを見せながら「これ、どこに売ってるか知ってる?」と尋ねるも「分からない」と言う。
その次に、香水やシャンプーなどを置いている軽めのドラッグストアへ。ここにはあるだろ!と思い、若いお姉さんに尋ねるも、ないという。しかもどこに売っているのか分からないって。え、まじで?そんなことある?

高級ブランンドショップが立ち並んだところにも、大きめのお店がたくさん入ったビル

にもなく、何気なく話しかけたおばさんが色んな人に尋ね回り、歩いて10分くらいの場所でようやっと購入することができた。ここまで1時間……おばさん、本当にありがとう……という気持ちだった。

誰にも確認できなかったけど、この国の生理用ナプキン事情はどうなってるんだろう。配給されるのかな。

カルロスとの会話

 カルロスには本当に仲良くしてもらった。最終日は、ダンスを教えてもらって一緒に踊ったりもした。次会いに行くときには、ワンピースのフィギュアとかプレゼントしてあげたいなあ~……。

その①

カ「君はボーイフレンドはいるの?」

私「いないよ」

カ「こんなに美しいのに……日本の男性は頭がおかしいんじゃない?」

ありがとう!!!ありがとうありがとう!!!そう言ってくれるのはあなただけだよ!!!

まあ、あれです。私に恋人ができないのは人間性に問題があるからです。そして、別に私の容姿云々ではなく、レディーファーストの国では絶対褒められますからね。

 

知り合って5分くらいの人に、手の甲にキスされた後「君は花のようだね」と言われたことはありますか?私はあるよ。

その②

カ「好きな男性のタイプは?」

私「(英語で言うのか~わからん……。)まず、お酒を飲める人でしょ?あとは、色んなことをよく知っている人。それで、何事にも興味・関心があって、話をしていて楽しい人かなあ?」

カ「ふ~ん。それはつまり、ブループリンセスだね。」

私「何それ。どういう意味?」

「そんな人、どこにもいないってことだよ。」

え、まじで?私の好みのタイプの男性はどこにもいないそうだ。
因みに、カルロスの好みはやせ型でナチュラルメイクで物知りな女性だそうだ。

その③

カ「君は本当に恋人がいないの?」

私「いないよ」

カ「なぜなの?信じられないよ……」

私「私にも分からない。理由があるなら私が知りたいくらいだよ」

カ「君からデートに誘えば?クラブとか行って…」

私「え~やだよ~無理無理~できない~」

カ「あ、わかった。君は〇〇の山だ」(失念したけど、男性の名前が入る)

私「どういう意味?」

カ「山に登りたいとするでしょう?でも山は動かないから、自分から登りにいかなきゃいけないじゃない。つまり、君も自分から行動して、男性を誘わなくちゃいけないってことだよ」

は~い(*・ω・)/ ちょくちょくことわざっぽい言葉をぶっこんできて面白かったな。

 

あとは、日本のアニメが好きとのことだったので、日本語を教えてあげた。数字とか「猫」「犬」「お母さん」「お父さん」とか、簡単な単語を少しだけ。普段から日本語を聞いているからかもしれないけど、すぐに習得するのな……。

敬称の「~くん」「~ちゃん」「~さん」「~様」「~殿」の違いって何なの?って聞かれて、それなりな回答はしたけど、結構自分でも無自覚に使い分けていて、定義づけがなされていない日本語って多いよなあ~……なんて思いました。

キューバの就業など

エリザベスとカルロスは、平日の8~17時で働いているようだった。これは日本と同じですね。私がいる間はほとんど残業もなかった。

でも、エリザベスは車で、カルロスは市バスで通っているようだった。どちらも15分くらいかな?病院も国が経営しているからなのか、同じ地域に科別で大きな神殿みたいな病院がたくさんあった。

日本であれば、県外から電車で1時間かけて通う……というのが当たり前じゃないですか。私も1時間くらいかかるし。

でもキューバって働ける場所もそれほど多くないし、首都ですらかなりコンパクトだから、通勤にあまり時間がかからないんだろうなあ、なんて思った。道路も広いしね。羨ましいなあ。その代わり、朝はバスがめちゃくちゃ混むみたいだったけど。

 

あとは店員にやる気がまるでない。笑顔もないし、余計なサービスもない。客を待たせて「ごめんね」とか謝ることもない……というか、待って当然、という感じだ。むしろ「今から電話するから、ちょっと待ってて」とか言われたりする。

ここも社会主義が反映されていて、どれだけ働いても給与が変わらないからだし、お店が少ないからどれだけ愛想が悪くてもお客さんが来るからだと思う。悪気がるわけじゃないし、こちらが笑いかけるとちょっと微笑んでくれるのでかわいいね。

 飛行機が遅延して吐きそうになる

さて、何事もなく観光し、あっという間にキューバ旅行も終了。

エリザベスのいとこであるおじさんに空港まで送ってもらいます。おじさんは学校で先生をしつつ、生徒に空手も教えているらしい。空手に関する話もしながら、病院が多い地域と通り、どんな建物があるか?なども色々教えてくれた。

 「また来るときは教えてね。みんな待ってるから。その時は、僕が迎えにいくからね」とまで言ってくれる。いやあ、なんだかんだいい旅だったよね。

 

少し買い物をして余ったお金を使い果たし、まず向かうはメキシコのグアダラハラ。どこだ!?そんなものは知らないし、調べていない。ただのトランジットだし。

 

待っている間に、ゲリラ豪雨だって降ります。なぜなら雨期だから。

 

「あ~これ、もしかしたら飛行機飛ばないかもなあ~……エアロメヒコ、めちゃくちゃ遅延するし、キューバって雨そんなに降らないから天災に弱そうだし」

なんて考えていたら、本当に遅延した。しかも3時間以上。

 

音が悪く、あまり聞き取れない英語を要約すると「雨が凄いので、隣のバラデロ空港に緊急着陸している。1~2時間遅れます」とのことでした。この辺りが、流石ですよね。やる気ねーから!

 

しかも最悪なことに、私のフライトはグアダラハラに到着してから1時間半後にメキシコシティ行きの飛行機に乗らなければならず、どう考えても間に合わない。つまり、フライトチェンジをするしかなかった。

 

不安になり過ぎて5人くらいに「これ、どうしたらいいの?」と聞くも、「とりあえずカンクンに行け」としか言われない。やる気ないから!

明日仕事だし、え?まじで?明日仕事行ける?うっそだろ……てかちゃんと帰れんの?という感じだった。

お金も全部使ってしまったので、何も飲めないしお腹は減るし飛行機来ねえしさ~~~お~~~い!!!しかも、バラデロだったらバスで3時間くらいなのになんで飛行機のくせしてこんなにおっせえんだよ~~~。

と思いながら待っていた。この間にも、メキシコ人と喋ったり、アメリカ在住の日本人と仲良くなったりする。

 

3時間ほど経過し、無事に飛行機に乗り込みカンクンに向かいます。荷物が出てくるかすら心配だった。まずは、カウンターに行かなければならなかったのですが、流石は観光地カンクン。めちゃくちゃ仕事の出来そうなスタッフにチケットを手配してもらいます。

 

飛行機の中で知り合ったニュージーランド人は一度泊まらなければならないらしく、結構大変そうだった。ニュージーランドからキューバって便なさそうだもんね。

飛行機、遅延だけではなくオーバーブッキングなどもたまに聞くけど、チェックインしてしまえばなんとでもなるらしい。

 

本当に吐きそうだった。死ぬかと思った。日本語がほとんど通じない国で、かつお金もなくて、帰国の手段が断たれかけると、人は吐きそうになるみたいです。ま、終わったことだしいい思い出ですね。もうフライトが遅れても焦らないぞ!

f:id:ataso01:20170626180904j:image

これは日本に帰るための飛行機です。光り輝いて見えたぜ…!

 

帰国後

上野で即飲み。

f:id:ataso01:20170626181000j:imagef:id:ataso01:20170626181019j:imagef:id:ataso01:20170626181028j:image

人からの誘いには出来る限り応じていくスタイルです。前も話したかもしれませんが、海外には居酒屋がない。これが1番困る。

 

次の日、通勤中の電車内でふと目の前の人を見ていると、ハバナの空港、カンクンの空港、成田空港で「飛行機遅延して大変ですねえ」という会話をした人が、目の前に座っている。もちろん名前や住んでいる場所も知らない。ただ「遅延辛い」という話しかしてなかった人が目の前にいた。ビビる。しかも、それ以降一度たりとも見かけていないんだよなあ~……近くに住んでいるってことは分かってるんだけど。不思議な縁だ。

 

  

という訳で旅行記おしまいです。因みに就業中むしゃくしゃした時の息抜きとして、すべて書きました。

 

次はゴールドコースト編ですかね。多分。